では、汚れたシートの拡大写真を見てみましょう。
ワックスなどで保護されていない状態のまま、細かい凸凹に汚れが 入り込んでいるのが分かります。 |
ノンスリップシート表面には、大気中の排気ガス(鉱物系カーボンの汚れ)・ゴミ袋などから垂れた 水性・油性の汚れ(動植物系)・大気中の土砂(無機的な汚れ)など、様々な汚れが 日々大変な勢いで擦り込まれ、また堆積していきます。 |
定期清掃前 |
|
定期清掃後
|
|
●上記写真の定期清掃の作業方法は、下記の@〜Bの手順です。 |
@ |
タンクに洗剤を入れたポリッシャーと青と緑のナイロンブラシで洗浄。 |
A |
高圧洗浄機で表面をすすぎ洗い。 |
B |
水切りで水を排水溝に流す。 |
|
屋内環境のPタイルやシートなどには、あれだけ熱心に樹脂ワックスを塗布して、 美観維持やタイル保護をうたっているにも関らず、同じ塩化ビニール製のノンスリップシート には、一切の保護膜を与えてあげない状態です。
しかも、外気にさらされた状態で、硬度11〜13Hもある土砂にさらされ、毎日傷つきながら、 汚れを擦り込まれているのが、共用部に施工されているノンスリップシートです。 |
このような状態のノンスリップシートの汚れを取り除く基本的な考え方として、 |
@ |
ケミカルの効果を利用して、排気ガス・動植物油脂を分解させる |
A |
高圧の水流を利用して、細かい穴から汚れをかき出す |
B |
汚れ具合に応じて物理的な力(ポリッシャーなどでブラシ洗浄)を加える |
C |
浮かせた汚れを的確に回収する |
|
|
★この4点が最大の洗浄ポイントになります。★ |